2014/10/23

チャンピオンズリーグ3節


Liverpool 0-3 Real Madrid

得点者:なし

ミニョレ:6点、3失点目は彼のミス
ロブレン:5点、今日も安定の微妙さ
シュクルテル:5点、3失点はしましたが、悪くはなかったかな
ジョンソン:5点、守備力は相変わらずお粗末。攻撃もレアル相手には今ひとつ
モレノ:5点、もう少しポジションをどうにかしてほしい
ヘンダーソン:5点、存在感薄い
ジェラード:5点、レアルのパスまわしに苦労しているようでした
アレン:7点、地味ながらも良い動きが多かったと思います
スターリング:6点、仕掛けてはいましたが、抑えられるほうが多かったですね
コウチーニョ:8点、彼だけが相手の脅威になっていたと思います。前半のシュートはおしかった
バロテッリ:5点、この前の試合よりは良かったと思います

ララーナ:7点、よく動いていましたし、彼のところが起点になってチャンスになることが多かったですね
カン:6点、良いプレーを見せるシーンが何度か。ただ、競り合いに弱い
マルコヴィッチ:5点、相変わらず馴染んでいない印象でした

Man of the Match:フィリペ・コウチーニョ


昨日行われたチャンピオンズリーグのレアル戦。試合前までは、かすかな期待を持って見ましたが、結局は実力の差がはっきり現れた試合でしたね。

普通に考えれば、こっちはQPR相手にも大苦戦しているようなチーム。向こうはヨーロッパチャンピオンで現在絶好調ですから、無理がありましたよね苦笑。でも、3点で収まっただけでもよかったとしましょうか。

スタメンにはジョー・アレンが入ってきました。彼は地味な動きながらも、チャンスによく絡んだり、良いパスを出したりしていたので、序盤と後半は良い働きをしていたと思います。でも、前半の途中からはレアルが本気モードで来たので、アレンがいても中盤を圧倒的に支配されてしまいましたけどね。

試合を振り返ると、最初の20分ぐらいはいい感じでした。スタジアムの雰囲気も最高でしたし、レッズが試合をコントロールできているような感じでしたね。そうはいっても、レアルのほうも序盤はレッズが勢い良く攻めて来るのを読んでいたみたいで、彼らも最初は受け流すような感じでプレーしていましたね。どうせ、序盤の勢いが90分続くことはないですから。

で、25分頃に最初の失点。ロブレンが上がりすぎているような感じでもありましたが、あれは相手を褒めるしかないでしょう。見事なパスを出したロドリゲス。そして、あのタイミングにあのコースに打ってくるロナウド。これはしょうがない。

でも、しょうがなくないのが次の2失点。
まずはベンゼマの1点目を振り返ると、シンプルにクリアしなかったコウチーニョ。そして、もっとクロースに寄せていかなかったアレン&ヘンダーソン。クロースが近くでクロスをあげようとしているのに、何もプレッシャーを掛けにいかないで、立ったままのバロテッリ。ファーサイドにはなぜかディフェンダー1人しかいない。ジョンソンも後ろにベンゼマがいるのを何度も確認しているのに、タイトにマークをしない。

そして3失点目に関しては、言うまでもないでしょう。それにしても今年はセットプレーからの失点が多すぎ。

後半になってゼロトップを試したような感じでしたね。前半と後半ではレアルの本気度が違うので比べることができないかもしれないですが、バロテッリがいないほうが機能しているような感じでした。代わりに入ってきたララーナは運動量が豊富でしたし、カンからもポテンシャルを感じるようなプレーが多く見られました。これからスタリッジが帰ってくるまでに向けて、そこらへんは良い収穫だったかもしれないですね。

ただ、後半はマシになったとは言っても、レアルがギアを2段階ぐらい落としたような感じでしたし、それでも点はとれませんでした。逆にレアルのほうが得点の匂いがしてきましたね。ロナウドとの1対1は、ミニョレがよく防いでくれました。

ところで、いろいろと批判されているバロテッリ。この試合でもスタメンで使うとは、ロジャーズもなかなか辛抱強いですね。まあ、今のところはそれが裏目に出ている感じですが。この前のQPR戦よりはマシだったものの、相変わらず動きが少なくてレッズの攻撃にあっていない印象でした。何よりも、レアルみたいな強豪とやるわけだから、前線からしっかりとプレスをかけてくれるような選手じゃないと、正直つらいですね。プレスをかけるには、一人でもサボっている選手がいると機能しません。プレミアの中位相手にはそれでも通用するのかもしれませんが、レアル相手にプレスなしは無理でしょ。ましてや、ディフェンスラインも強いわけではないのだから。

たしかに今のレッズの不調はバロテッリ1人のせいではないと思います。それに、マルセロに簡単に競り勝ったりと、たまには凄いプレーを見せるのですが、それでもこれだけ点がとれていないと、責められてもしょうがないでしょう。後半はゼロトップを試して、少しはマシになりましたし、スタリッジが復帰するまでは、バロテッリは当分ベンチスタートでお願いします。

このブログでは何回も書いていますが、今の状態でのバロテッリのワントップは無理。ゼロトップが不安なら、トップにはランバートをもってくるべきでしょう。リードしている段階で途中からバロテッリを入れたり、スパーズ戦みたいにスタリッジとの2トップならいいかもしれないが、とりあえず今の状態でのワントップのバロテッリはやめてくれ。

ところで、この試合で唯一と言っていいほど輝いて見えたのがコウチーニョ。中盤でプレスを掛けられても、当たり前のようにかわしていましたし、彼にボールが入ると何か起こりそうな感じでした。それに、前半終了間際のシュートは惜しかったですね。

これでチャンピオンズ2連敗で悲観的になりそうですが、実はまだまだチャンスはありますね。どうにかチームを立て直して、次のレアル戦はいいとしても、その後のバーゼル&
ルドゴレツ相手には勝ち点6をとってほしい。でも、ルドゴレツのアウェーの試合はレアルもかなり苦戦しましたし、厳しい試合にはなりそうですよね。


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