ヨーロッパリーグ敗退

Besiktas 1-0 Liverpool

ミニョレ：8点、PK以外は今日もほぼ完璧
ロブレン：5点、PKは別にして、守備は良かったがキックがいまいち
シュクルテル：6点、真ん中でよく対応していたと思います
トゥーレ：6点、久々にしてはよく馴染んでいました
カン：5点、ディフェンスのほうが向いてるかも
アレン：4点、スタミナ&パワー不足。アイディアも微妙
アイブ：6点、ほぼ目立つことはなく
モレノ：7点、いい攻撃参加
スターリング：6点、いつものような輝きはなく
バロテッリ：5点、後半はまったく目立てず
スタリッジ：4点、持ち過ぎ

マンキージョ：6点、無難な働き
ララーナ：7点、動いてはいましたが、彼一人だけではどうしようもできず
ランバート

Man of the Match：アルベルト・モレノ

残念ながらPK戦で破れて、ヨーロッパリーグ敗退。しかも120分も戦ってこれですから選手たちもとても疲れたでしょうね。これがマンシー戦に影響しなかればいいのですが。

休養の意味も含めてか、ヘンダーソンやコウチーニョなどはトルコにも行かなかったみたいです。結果的にはそれで大正解でしたけどね。ただ、スタメンにはスタリッジやスターリングなどの主力も結構出場。それに、めずらしく最初からバロテッリとスタリッジの2トップでした。

前半はリバプールがほぼ支配。チャンスもこちらのほうが多かったきがします。ただ、スタリッジが大事な場面でボールを持ち過ぎだった気もします。打てるシーンで2、3回ぐらいフェイントを入れてわざわざ角度を狭くしてから打ったりとか。もちろん、彼だけの責任ではないですが、チームのエースならもう少し頑張ってくれないとね。

で、後半になるとベシクタシュが攻勢を強めてきました。ロブレンは、よりによって左でプレーしているため、まともにボールをつなげず。また、トゥーレももともとボール回しが上手いほうではないですし、中盤2枚もポジショニングが悪くてディフェンスラインでのボール回しをサポートできず。そんなわけで、主導権は簡単に向こうにいきました。

そして、前線2枚が孤立しはじめた時間帯で失点。その後はレッズの選手たちはフラフラで何もすることができずに120分終了。そして最後にロブレンが外す。

というわけで、素人目線ですが、この試合で気づいた点をいくつか。

まずはアレンとカンの頼りなさ。前半は良かったものの、後半は全体的に頼りなさ過ぎ。特にアレンのほうが酷かったかもしれませんが、適当なとこにパスを出したり、当たり負けしたり、わざわざ人ごみに突っ込んでいったりして、ボールを失い過ぎ。もちろん、動かない周りがいけないのですが、それにしても全体的に物足りなさを感じました。

次はフォワードの2人。2トップだったので期待していましたが、結局は不発。スタリッジに関しては、なんだかチェルシー時代の彼を見ているみたいでした。また、バロテッリも最低限の仕事はしましたが、途中から出てきたほうが良かったのかもしれません。

もう一つはPKのキッカー。みんな思っているとは思うんだけど、なぜロブレン？　この試合では守備は悪くはなかったが、慣れない左でやっているせいもあってかキック精度は最悪だったでしょう。どのようにして、キッカーが選ばれたのかは知りませんが、ロブレンが出てきた瞬間に悪い予感しかしませんでした。個人的には、この前のアジアカップの香川や、W杯の駒野を見ているみたいだった。

で、最後に思ったのが采配。ロジャーズはいい監督だとは思うのですが、若さが出ることがよくあると個人的には思っています。昨シーズンの、引き分けで良かったチェルシー戦でモウリーニョが相手だと分かっていながら正攻法で勝負したり、パレス戦で1失点した後守備的に切り替えなかったり、バロテッリを使い続けたりと。

今日も中途半端に戦力を使って、120分戦った後に敗退という結果になりました。勝とうとするなら全力でやって90分で勝つ、疲労を考えるならもっと若手を使ってみるなどあったと思いますが・・・。あと、後半の60分以降は2トップが両方とも孤立していたので、フォワードを1枚削って中盤の枚数を増やすなどの選択肢もあったと思います。ただ、もちろん、これはすべて結果論ですし、外野が言うのは簡単なことなんですけどね。それに、まだ若い監督なのでこれからいろいろと学ぶのでしょうけど。

これでヨーロッパリーグ敗退。まあ、今のレッズにヨーロッパを戦う選手層はないですし、これでよかったと思います。もちろん勝ってほしかったですが、プレミアやFA杯で負けるよりは個人的には良かった。それに、ベシクタシュの選手やファンたちはあれだけ喜んでいましたからね。結局は相手のほうが勝ちたいという気持ちが強かった。

これで負担は一つ減りました。それはいいのですが、これで調子が悪くなることが1番の心配です。次のシティー戦もホームアドバンテージをいかして、何とか乗り越えてほしいですね。では、

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