2015/12/02

準決勝進出


Southampton 1-6 Liverpool

得点者:スタリッジ(25分)、スタリッジ(29分)、オリジ(45分)、オリジ(68分)、アイブ(73分)、オリジ(86分)

ボグダン:6点、安定感があります
ランドール:6点、タディッチ相手では少し厳しい
モレノ:7点、最初の失点みたいに気の抜いたプレーをした後に、3点目みたいな良いシュートを放つから、どう評価すればいいのか分からない
ロブレン:7点、少しばかりミスがありましたが、基本は安定していました
シュクルテル:7点、今日も空中戦では強かった
チャン:7点、基本的にプレーが雑で微妙なのに、2点目みたいなスーパーアシストをするから、どう評価すればいいのか分からない
ルーカス:8点、20分以降は中盤を支配
アレン:8点、運動量豊富なプレー
ララーナ:9点、ゴールには絡まなかったが、攻守ともに良い出来
スタリッジ:9点、試合の流れを変えるゴール。これこそがエースストライカーの役目です
オリジ:8点、自信なさげでプレスもあまりしないのに、急にハットトリックを決めるから、どう評価すればいいのか分からない(しつこくて申し訳ない)

アイブ:9点、1ゴール1アシストで十分結果を残せたと言えるでしょう
スミス:7点、最初は不安だったが、アシストは良かった
ヘンダーソン

Man of the Match:ダニエル・スタリッジ

アウェーでのサウサンプトンということで、若干厳しい戦いになるとは思っていましたが、圧勝しましたね。最初の20分は確かに厳しかったですが、それ以降は圧巻の出来でした。

いつも全力メンバーでプレーするクロップでしたが、この日のスタメンは若干手を抜いてきましたね。最近出っぱなしのクラインに変わってランドールがプレー。その他、フィルミーノ、ベンテケ、ミルナーなどの主力陣はお休み。

その代わりに入ってきたのがオリジ&スタリッジ。これは少し意外でしたね。オリジは最近はあまり出場機会がありませんでしたし、スタリッジに関してはやはり怪我が心配。最近のクロップのスタリッジに対するコメントといい、彼に対してはスパルタ方式でいくのがクロップのスタイルみたいですね。

試合展開についてですが、序盤にいきなり失点してしまいます。たしか40秒ぐらいでしたよね(笑)。左サイドでチャン&ランドールが簡単に崩されてクロスを上げられ、モレノの軽い守備もあって、マネがヘディングでゴール。

まあ、この試合の不安材料が一気に見えたシーンでしたね。経験の浅いランドールにタディッチが対戦相手というのは少し酷でした。大量リードになった後も、ランドール対タディッチでは少し不安になるようなシーンもありましたね。あと、チャンとモレノは時々軽いディフェンスをするんだよな。

その後もサウサンプトンペースでした。しばらくは、リバプールはまだ寝ているような感じでしたね。というのも、まだ慣れていないからか、スタリッジ&オリジの2トップがあまり積極的にプレスを掛けていかない。

ただ、そんな嫌な流れを一気に変えてくれるのがエースストライカー。その役割をスタリッジがしっかりと果たしてくれました。アレンからのいいボールが来たときに、トラップミスをしてしまったので、チャンスはもうないかと思っていました。が、やはりペナルティーエリア内で前を向けたらスタリッジは強いですね。

そしてすぐに2点目も決まります。決めたスタリッジも見事でしたが、チャンのパスも光りましたね。あれはコウチーニョ並みのキラーパスでした。

3点目はコーナーキックのこぼれ球をモレノが叩き込んでの得点。てっきりモレノと得点になったかと思いましたが、最後微妙にオリジに当たったので、公式ではオリジのゴールになったみたいですね。そして前半終了。

後半の序盤こそは少しばかりピンチがあったものの、4点目が決まりサウサンプトンも万事休す。それにしても、オリジもあんな強烈なシュートが打てるんですね。その後の彼は自信を得たのか、まるで別人みたいなプレーで相手を圧倒していました。

5点目は左サイドをモレノ&オリジで崩して、最後はアイブがゴールを決めてくれました。これまたいいコースのいいスピードで飛んでいきましたね。

最後のダメ押しは、左サイドのスミスのクロスをオリジが頭で合わせてのゴール。これでオリジはハットトリック達成。

当たり前のことを書くようですが、こうして振り返るとやはり1得点目が大きかったですね。やはり今日は厳しいかな、と思い始めるような時間帯に、あんな風にスパッと決めてくれるストライカーがいるといいですね。

あと気に入ったのは、クロップの試合後にインタビュー。リバプールに来てからの2ヶ月近くを振り返ってどうですか?との問いに、笑いながら、”そんなの知らないよ。君たちで考えてくれよ。今重要なのは次のニューカッスル戦で、そのことを考えるだけで俺は精一杯なんだから。振り返っているような時間はないんだ(笑)”だって。良いですね、その普通じゃない答え。

しかもそれに続いて、”最後にこのトロフィーをリバプールが勝ったのはいつなんだい?そのときの人は生きてるの?”だって。過去のことなんか全く気にしないで、常に未来を考えているその姿勢。リバプールらしくなくて、大変よろしい(笑)。

今までは過去を振り返ることで自己満足するのが精一杯だったのが、クロップが来たことによって解放されるのかな?少なくともそんな期待を抱かせてくれるような試合でした。

次はアウェーのニューカッスル戦。アウェーでは調子がいいだけにここも勝ちたいところ。しかもニューカッスルは絶不調。ただ、俺が観に行くから、どうなるかは分からないな・・・。では、









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2 件のコメント:

Jaco さんのコメント...

こんにちは。
セインツのシティ戦を観ていた時は、DFが脆かったのでCOCは主導権握って行けるかなと楽観視してましたが、まさかの開始早々の失点で嫌な感じが続きましたね。まあこういう時ゴールを決めるのがエースの役割で、スタリッジ見事に2発決めましたね。今回面白いなと思ったのが、中盤にルーカス、カン、アレンを並べた布陣は意外に有りかなと思いました。毎ゲーム思いますが、ルーカスは残して正解でした。後オリギ遂に来ましたね。ポテンシャルは高いでしょうから、これを機にFWとして計算できる選手になって欲しいですね。次はストークが相手ですね。しっかりモノにしたいものです。ニューカッスル戦行くんですね、勝ちますよきっと(笑)

Steven115 さんのコメント...

Jacoさん
コメントありがとうございます。
スタリッジには助けられましたね。やはり能力は素晴らしいということをあらためて証明してくれました。あとは怪我すらなければ良い選手なんですけどね。ルーカスはやはり使い続ければどんどん良くなるタイプですから、残して正解でしたよね。
ストークが相手ということで、昨シーズン最終戦のリベンジでもしたいところですが、彼らも調子が良いですからそう簡単にはいかないでしょう。ニューカッスル戦はどうでしょうね(笑)。4月以来、勝った試合を観てないので、いくら絶好調とは言っても少し不安です・・・。