負けた

Liverpool 1-1 Manchester City

得点者：コウチーニョ（83分）

ミニョレ：7点、評価が難しい
ルーカス：7点、最初はアグエロに苦しんでいたが徐々に良くなった
サコー：6点、たいして長い時間プレーできず
クライン：6点、相変わらず安定感は光っていた
モレノ：5点、守備意識が低すぎ
チャン：7点、最近は読まれやすいプレーも減ってきている
ヘンダーソン：6点、少し頼りない
ミルナー：7点、運動量の良さが今日も光った。特に延長戦は頼りになる存在だった
コウチーニョ：6点、なかなかプレーに絡めなかった
フィルミーノ：5点、良さを発揮できず、チグハグしたプレーが目立った
スタリッジ：5点、エースなんだから大一番でもっと活躍してよ

トゥーレ：6点、やっぱり経験がある選手は大一番で安定した働きをするな
オリジ：7点、動きだしがよかった
ララーナ：7点、彼が入ってから攻撃が活性化

Man of the Match：ジェームズ・ミルナー

PK戦までもつれ込んだら勝てると思っていたんだけどな・・・。まあ、シティーのPKはどれも凄かったし、たまたま相手キーパーも当たっちゃったからな。今回はしょうがない。

スタメンはこの前から変更なし。またルーカスがセンターバックかよ、と思いましたが、120分通して見ればかなりいい出来ではあったと思います。サコーとコンビを組んでいたときはアグエロに苦しんでいたように見えましたが、トゥーレと組んでからはかなり良くなりましたね。まあ、そこらへんはトゥーレの影響も大きかったのだとは思います。

前半は五分五分の展開でしたでしょうか。ただ、大きなチャンスはシティーだったかな。アグエロのシュートをミニョレがスパーセーブで防ぎます。レッズのほうはボールは支配していましたが、相手のディフェンスラインがかなり統率されていることもあり、決定機をつくるまでにはいきませんでしたね。

後半になるとすぐにシティーが得点。まあ、左サイドの守備意識が薄すぎるモレノも問題ですが、あれは完璧にミニョレのミス。ネットが揺れたのにはビックリしました。

その後はレッズが一方的に攻める、というわけでもなく、どちらかというとくだらないミスからカウンターをくらってピンチの連続でしたね。スターリングが思いっきり外してくれたり、モレノの謎タックルでアグエルが倒れるがPKが与えられず、などのラッキーな展開が続きました。

そして同点になったのは83分。75分頃にララーナとオリジが投入されてからはかなり良くなっていましたからね。ララーナのシュートがポストに当たって跳ね返ったところを、シティーキラーのコウチーニョが決めて同点に。

その後の10分ぐらいはシティーの猛攻が続きましたが、ここでミニョレが良いセーブを連発。さらには延長戦に入っても、アグエロとの一対一を神セーブで防ぎます。

延長後半はリバプールが攻勢でしたね。ナバス&ザバレタのフレッシュな選手を相手にしても、左サイドを抑えることができたミルナーの活躍が目立ちました。ミルナーのクロスからオリジのヘディングが枠に飛びますが、これは相手キーパーが好セーブ。今思うと、これを決めていれば勝てただろうに。逆にキーパーはこれで目が覚めたのかも。

最後はPK戦になりましたが、3人もセーブされたらしかたない。それにアグエロ&トゥーレのPKは凄すぎた。あの状況でサイドネットに蹴り込むことができるんだから。キーパーにしたら、いくら蹴る方向が読めてもあれはとめられない。まあ、あういうPKが蹴れる時点で勝負ありですね。

それにしても、リバプールでこういう展開でPKまで持ち込んだら、もう勝てる気しかしなかったんですけどね。最近はウェンブリーで負けが多いようにも感じますし、ずいぶんとリバプールは勝負弱くなったもんです。一昔前までのリバプールだったら、これは絶対に勝ちパターンだったんだけどな。

さて、どこからはじめれば良いのか分かりませんが、まずはミニョレ。今日は好セーブの連発でしたし、ミスした分を補ったとは言えるでしょう。だからと言って、あういうミスをしていいわけではないですが・・・。それにしても、ミスの後に好セーブを連発して最後はPK戦で活躍して勝利なんてとてもリバプールらしいキーパーで素晴らしい、って思ってたら最後のPK戦は残念な結果になっちゃいましたね。でも、蹴る方向全部読めてたのは地味に凄いのだが、相手のキックも良すぎた。本当にミニョレって惜しいキーパーだよな。

次はディフェンス。というかモレノ。センターバックは慣れないルーカスがいるし、相手フォワードにはアグエロもいるんだから、守備の意識をもっと持たないと。今日に限った話しではないですが、左のスペースががら空きなことが多すぎる。しかも攻撃だって、上がるタイミングはいいかもしれないが、クロスやドリブルだって平均的。これじゃあ意味がない。レッズに加入した当初は、勢いがあっていいし、若いから多少のことは目をつぶれたが、もうこのプレースタイル飽きたし一向に向上する気配がない。

対してシティーのディフェンスは堅かった。やっぱりコンパニーがいると安定感が全然違うな。あの半年前にボコボコにしたチームとはまるで違いましたね。それにしても、大一番でエースらしき仕事をしてくれなかったスタリッジと、悪いときに逆戻りしたフィルミーノにはがっかりだ。

まあ、クロップ初年度。変にタイトルとっちゃうと達成感がありますし、とりあえずは来シーズン頑張ろうということで、これで良かったと思いましょうか。まあというか、来シーズンがクロップの本当の一年目なわけですからね。

あとは切り替えて、プレミア&EL。でもプレミアはもう調整程度なもんでしょうから、ELに全力ですね。

ちなみに4月2日のスパーズ戦のチケットがあまっております。興味ある方は連絡ください。

どうでもいいかもしれないが、コウチーニョのゴールした後って情熱的で見てる方も熱くなりますよね。だいたいテクニシャン系って無駄に冷めてる奴多いけど、コウチーニョは違う。しっかりプレスもするし、本当に良い選手だ。バルサに持ってかれる日も遠くはないな（苦笑）

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