2014/09/28

マージーサイド


Liverpool 1-1 Everton

得点者:ジェラード(65分)

ミニョレ:6点、あのシュートはとれないですね
ロブレン:6点、重要なクリアが一つ
シュクルテル:6点、空中戦で強さを発揮
モレノ:6点、ルカク相手によく頑張っていました
マンキージョ:6点、目立ったシーンはなし。左サイドに比べるとひまそうでした
ジェラード:7点、今シーズンはジェラードにもっとフリーキックを蹴ってもらいましょう
ヘンダーソン:7点、良いパスが何本か
ララーナ:8点、攻撃でも周りとあってきて、守備でも頑張っていました
マルコヴィッチ:5点、いいところなし
スターリング:8点、サイドからドリブルで仕掛けてチャンスを演出
バロテッリ:6点、運動量が少ないのはしょうがないとしても、終盤のチャンスは決めてほしかった

コウチーニョ:6点、彼が入ってからチームが活性化
ランバート

Man of the Match:アダム・ララーナ


調子の悪いチーム同士の戦いということで、是が非でも勝ちたかったわけですが。最後にあんなシュートを打たれちゃ、どうしようもない。こっちのホームでしたし、今シーズンは向こうよりもレッズのほうが運がない、ということでしょうか。


注目されたスタメンですが、スタリッジは戻って来れませんでしたね。ベンチぐらいには入れるかと思っていましたが、それもかなわず。チームが不調だと、エースの帰りが待ち遠しい限りです。

試合の方は、序盤からリバプールペースで進みます。相手も調子が悪いので、ボールをもたれてもすぐに奪い返すことができたような印象でした。また、ダービー特有の雰囲気も選手たちに影響したのか、最近の調子の悪さを感じさせないような出来だったと思います。

ただ、試合は支配できても、相変わらずゴール前での精度がイマイチ。また、ゴール前を相手に囲まれてしまうと、何もできなくなりミドルを打つだけ、というのはこれまでと変わりません。

攻撃はイマイチでしたが、守備面ではほぼ問題なかったです。90分で、相手に崩されたようなシーンは一回もなかったですし、1点決められたのも相手のスーパーシュートからでしかたらね。特に左サイドのモレノは、ルカクと対峙するシーンが多かったですが、良く抑えていてくれたと思います。

後半に入ってもなかなか点が取れないで、イライラしていると、バロテッリが相手に倒されてフリーキックを獲得。それをジェラードが蹴って、見事にゴール。コースとスピードともにほぼ完璧でした。昨シーズンはスアレスがフリーキックを蹴っていましたが、今シーズンはキャプテンが蹴る機会が多そうなので、今後も期待ですね。

問題はその後も良い時間帯が続いたので、そこで追加点をとれなかったということ。バロテッリの決定機はハワードの肩をかすめてしまいましたし、それ以外のシーンでも追加点をとることができず。そして、終了間際にジャギエルカのスーパーシュートにやられてしまいました。よりによってジャギエルカですからね。彼は練習でもあんなシュートを普段から打てないでしょう。

冷静に考えれば、今のレッズは、守備力も運もまったくないですから、1点のリードを守りきるというのはほぼ不可能なことでした。ただ、相手の調子が悪そうなので、この試合は粘りきれるかと期待していたのですが・・・。

この試合で良かった選手と言えば、ララーナとスターリングでしょうか。スターリングはいつも通りとして、最近はララーナの活躍が目立ちます。ようやくチームメイトとの連携もとれるようになり、豊富な運動量で守備面でも大活躍でした。

ところで、最近の試合で気になったのがコーナーキック。ここ数試合では、コーナーキックを何本も獲得していますが、そこからの得点はゼロ。コーナーからの惜しいシュートというのも、この試合での1本だけ。正直言って、最近のレッズはコーナーを獲得しても、チャンスになる気配がまったくしません。

これでまだボトムハーフ。まあ、それでもまだ序盤戦で、4位とは4ポイントしか離れていません。まだまだこれからが勝負です。でも、それにしても最近の調子は少し気になります。

次の試合はCLのバーゼル戦ですね。この試合はアウェーですから、選手たちの疲労が心配なところ。そして、スタリッジは戻って来れるのでしょうか?

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